セクシーゾーン ドームツアー2022 ザ・ハイライト東京に行った
行った・・・・・・・!!!
先週の土曜日、東京ドームに行ってきました。
はしゃぐ前半とは打って変わって後半はしんみり語ります。備忘録みたいなもんです。
この気持ちを忘れないうちに……
こんにちは、提督です。
普段は艦これして気が向いたときだけ更新しています。
提督、実は昨年の夏からSexyZone(2011デビュー・ジャニーズ事務所所属の地球回す系アイドル)のファンをしていたんですけど、ほぼ一年くらいぼんやり推していたというか。
まあそりゃアルバムもシングルも全形態買いますし出演音楽番組も見ますけど、積極的に検索したりツイートしたり布教したりしなかったんですよね。
それがとあることがきっかけで、今年の夏からブワアアと熱が上がってコンビのエピソード検索したり過去の出来事追ったりハッシュタグでツイートしたりとまあまあアツい夏を過ごしてたんですよ。
きっかけは初夏から始まった、今年のライブツアー「ザ・アリーナ」
(ジじゃないんかいというのは置いといて……)
全落ちして萎えてた提督に舞い込んだ「復活当選」のメール、
こいつが提督の夏を変えたすべての原因です。
ザ・アリーナ
今年のSexyZoneのオリジナルアルバム、聴いてない人は聴いてください。
どうあがいても最高傑作なので……
セットで買いなさい。今すぐに。
流行りの昭和レトロにのっかって
80's 90'sを意識した音楽で統一されたエモエモのエモが散りばめられたアルバム。
ここ二年くらいのSexyZoneはレーベルも変わってグループの方向性を自分たちで考えて決めるようになってすんごい良曲ばっかなんですよ。
もうトンチキキラキラアイドルソングしか歌わない未成年グループじゃねーぞ!
みんな成人してっからね。マリウス(マリウス葉・2000/3/30生まれ・22歳・現在活動休止中)もよ。すごくない?時の流れって残酷だよね。早いよ……
そんな最強アルバムを引っさげたツアーに、8月11日に行ってきたんですけど……
信じられないくらい最高だった。
いやもう提督なんかが語る前に世の語彙力のあるファンが語ってるので詳細は割愛するけど、風磨くん(菊池風磨・1995/3/7生まれ・27歳・演出担当)ってとんでもねえ……
提督は10年前嵐ファンだったので、
潤くんの演出に慣れていてほかのライブをあんまり「いいなあ」と思ったことないんですよね(失礼なガキ)
でも今回の風磨くんの、ストーリー仕立てで歌詞から歌詞に繋げていく構成がすごく活きていてすごく良いライブだと思ったんですよ。
お潤は(個人的意見だよ)どちらかというと"曲"として組み合わせて構成されているんだけど、風磨くんは"歌詞"で構成されていて……
とある曲を聴いて感じた感情を、間髪入れず次の曲の歌詞でビタッと言い当てて歌ってくる。それそれ~~それだよねこれは~~~!ってなる。
そこにくるならそれだよね~~~!がくる。キモチイイ。
そういうわけでいろいろあってザ・アリーナが最高だったんです。
毎日SexyZoneのこと考えちゃって、就活してても資格勉強してるときもずっと頭の中セクゾでいっぱい。もっともっと会いてえ!早く来年のツアーしないかな!とあまりにも気の早いワクワクで過ごしてたら
ドーム公演決定……
ぜっっっってぇ行きてえ・・・・・・
行きてえ~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!
恥も外聞もかき捨てて夏に同行した友人にFCに入らんかと誘ったら羽のように軽いフットワークで入会してくれて二人で申し込んだドーム公演。なんとか12月17日、二日目の東京ドームが当選して行けることに。
むせび泣く提督。
東京ドームなんて嵐のあゆはぴ以来だよ!!!
まあその嵐のあゆはぴもFC入って6年目でやっと当選した最初で最後の参戦だったんだけどね!!!
閑話休題。
ドームが決まってからの四か月、階段を駆け上がるように色んなお仕事が決まっていったのもすごく嬉しかった。
色んな分野の人が一人一人に注目していて、ファンとして誇らしかったし忙しいことがうれしかった。
ザ・ドーム
当日は提督もめいいっぱいおしゃれして、推しの勝利くん(佐藤勝利・1996/10/30生まれ・26歳・元祖顔面人間国宝)の色の服買って、セクベアも買って、うちわも作って。
いざゆかん!と乗り込んだのは二階スタンドの中腹当たり。
まあまあハズレか……?と思いました、正直ね。遠いもん。
でもご心配なく、この提督終演後は大満足で帰りますから。
細かい曲の感想は他でみてください。
私はForeverGoldから挨拶、Dreamについて言いたい。
シングルRemixのあとに勇気100%でForeverGoldは反則技よ、風磨くん。
80's 90'sを懐古した歌が、前に何を歌うかで一転してSexyZoneの歩みを表す曲になる。
歌詞の意味がガラッと変わって、同じ「馬鹿だった日々」で浮かぶ景色が変わっちゃう。
そんなことある?あるんだよなあ、菊池風磨はやっちゃうんだよなあ……
バックに過去の映像を流しながら四人で飛び跳ねて顔見合わせて肩組んで歌うなんて、ドラマか少年漫画なのかSexyZone。あまりにも出来すぎている。この世はSexyZoneという一冊の物語の一部なのか…?
正直、順風満帆ではないグループですよね……
仲もそうだけど、年齢差による関係構築がなかなか難しいところだったり三人体制や活動休止、冠は長く続くものは少ないしSNSも少ない。決してパーフェクトに凹凸が組み合うメンバーじゃないと思う。
けど、ピッタリ組み合わなくてもそれぞれの場所でそれぞれに輝いて、その先の道がこのドームにつながってたんだとしたら……これが一番の道なんだよなあ。
歩幅や恰好が違っても、背中につながってる糸が五人で一本になっているならそれでいいんだよなあって、
ドームに立つ彼らを見て思いました。
提督は初めてアイドルにハマったのが嵐で、以降嵐しか知らなかったので今も嵐とセクゾしか知らないんですけど、
似てるようで似てないなと最近思います。
似てるところもあります、結構。でも根本の在り方が違うなって思いました。
それでいいと思うし、全く一緒じゃつまらない。
同じ道を辿ってトップになったってつまらないじゃん。新しい道を切り開くからトップになれるんだよね。そうなってほしいなって強く思う一瞬でした。
挨拶、提督はしんみり聞いてて勝利くんの「国立」ってワードに湧いたりしてたんですけど聡ちゃん(松島聡・1997/11/27生まれ・25歳・キラキラ天然アイドル)が「自分からSexyZoneを取ったら何もなくなってしまう」って言った瞬間にぶわっと涙が溢れてしまいました。
そんなことない、そんなことないよ。聡ちゃんは例えアイドルになってなくても、どの社会で生きてたってみんなに愛されるかけがえのない尊い人だよ。
けど、そんな素敵なひとが"SexyZone"という場所を望んで、ここしかない!と強く思ってくれていることが何よりも素晴らしくて嬉しいことだと思いました。だから涙が出た。
同時に純粋で無垢な涙を流す聡ちゃんが望む、この場所を誰にも奪われませんようにと願いました。
ファンとして応援することがそれにつながるなら、なんだってして守りたいと思いました。
それは聡ちゃんの言ってくれた「みんなを僕が支えたい」という気持ちに対するファンとしての提督の覚悟です。この綺麗な心を守りたいと思ったら涙が止まらなくて愛おしい気持ちでいっぱいです。
愛してる、聡ちゃん……
風磨くんの挨拶が終わって、夏ではここで
「オレンジのペンライトにしてくれませんか」(横アリでは出れなかった勝利くんのために半分は赤色に)
とお願いがあって会場がオレンジに包まれたんですよね。
でももう、四人の挨拶聞いたら何も言われなくても提督はオレンジにしたかった。
もうオレンジ以外考えられなかった。
風磨くんは何も言わなかった。Dreamって曲が始まった。
そしたらみんなオレンジ付けはじめるじゃないですかあ~~~~!!!!
泣くじゃあああああん!!
そんでいまここでDreamはだめだろお~……?
静かな曲なんですよ……でも二人のことを深く深く考えてる曲なんですよ……
ドームは一つの夢だった。けれど、今日からは
「ドームを追い焦がれていた日々」から「次の世界へ進む日々」が始まるんですよね。
それは勝利くんのいう国民的アイドルや国立に立つことだったり、
ケンティーの永久にセクラバで……という思いだったり、
風磨くんのあと少し一緒にいてほしいという願いだったり、
聡ちゃんの僕が支えますという覚悟だったり。
一つの目標に同じ歩幅で走るグループじゃないからこそ、たくさんの方向からたくさんの人を連れていけるグループなんですよSexyZoneって。
バラバラでも一つ、SexyZoneって根っこが繋がってるからこんなにもこの歌が綺麗で胸に刺さるんですよね。
この曲を聴いて、この日一番「SexyZoneのまま、ここまで生きてくれてありがとう」と思いました。
きっとメンバーから見た景色もファンから見た景色も同じくらい美しかったんじゃないかな?お互いに連れてきてくれてありがとうって思える関係が築けているのが本当に誇らしくて嬉しいなあと思ったな。
あと最後に、わたしはケンティー(中島健人・1994/3/13生まれ・28歳・セクシーサンキュー)がグループのこと好きそうで嬉しかった。
いやっ!変な意味ではなく、その~~、あんまり好きじゃないのかなあってファンじゃないとき思ってたので……横目で見てたときに「この人だけグループの方見てない感じするし、抜けちゃうんじゃないかな」って思ってたんですよ……
昔二宮くんが「嵐に還元しない仕事はしない」と言っていたんですよね。
で、提督はそういうグループの内側へ力をため込むことのできる人が好ましかったので
ケンティーが一人で映画やバラエティーに出てるのを見てもそのバックや内側に「グループ」が見えてこない人だなって思ってた……んですよ。個人的にね!?
もちろん、ファンになって色々知ってここ数年の活動を見たらそうじゃないんだって感じましたし、
このドーム前の怒涛のグループ取材やきみくらなんかでも語ってましたから、今は彼の後ろにSexyZoneが見えるんですけど。
まあそれは見えてる人たちがそれぞれでデッカくなったってのも大きいんだろうな……
今回のドームで肩を組んでメンバーを見て歌うケンティーや、初日にグループのことで涙を流すケンティーを見て(WSで)より実感したというかね……
嬉しかったな……個人的にね……
二階スタンドからの景色は想像以上に美しかった。
ホームベース側の真正面だったってのもあるけど。
ライティングによる目線の誘導や、全体の配色なんかもさることながら体感一番多かった色がオレンジだったのも最高だった……
なんの曲だったか忘れちゃったんだけど、一番良かったのは、
メインステージからパッと光が天井に昇っていってつられて見上げたらオレンジの花(バラ?)のライトがくるくる白い天井に咲いてて……
「あ、今五人で立ってるんだ」ってじんわりきたことかな。
アリーナじゃなくても、全くつまらないと感じる隙がなかった。
どの席にもどの席の楽しみがあって「誰も置いていかないライブ」だとしみじみ思いました。
以前お潤がですね~(また嵐の話してる)(許して)
25歳の時にドーム公演を終えたあと、中居くんに「アリーナもスタンドの一番後ろも、どの席も同じ値段なんだぜ」って言われてから演出するときに意識するようになった、と言っていてね
今回、潤くんに指南受けてるであろう風磨くんもきっとその意識を持って作ったんだろうなって感じるところが随所にあってすごく嬉しかったですね。
ジャニーズの「そうであってほしい」ところが継承されてる感じがして。
これからもそんな感じで作っていただきたい……!
おわりに
来年もその先もドームに立てますように。
できれば見に行きたいけれど、
いつか難しいくらいにSexyZoneのことを好きな人が増えて、手が届きにくくなったとしても、
ずっとずっと五人がドームに立てますように。
2023年も幸あれ~